概要
木の紙の製造販売を行うクレコラボと長期的な関係を築いている。商品開発や販売戦略へのアドバイスから始まり、長年の継続的な対話により相談役のみならず一部における事業パートナーとなりつつある。森林環境問題への取り組みも。
背景
木の紙の製造販売を主にto B商材として展開していたが、素材の認知向上や販売チャネルの拡大を目指す為にto C向けの新商品開発を目指していた。そこで商品開発や販売の専門的知識を持つ人材を必要としていた際に依頼を受ける事となった。
支援内容
事業企画や商品企画のアイデアに対して、専門的知見からコメントやアドバイスを行なっている。必要に応じてデザイナーをマッチングしたり、販促イベントのアテンドや視察の同行も行う。一方で、長年の経営者との継続的な対話により相談役のみならず、一部における事業パートナーという存在にもなりつつある。
生まれたシナジー
木という素材は伝統工芸品にも多く使われている為、森林や環境的な課題にも大きく関係する。森林環境の改善のアプローチと伝産品をはじめとするものづくり側も連携して取り組める課題解決のやり方もあると自然と考えられるようになってきている。テーマが広がればこちらの支援可能領域も広がり、シナジーがシナジーを呼ぶ好連鎖が起き始めている。
印象に残ったエピソード
森林について知ることは、森林率が70%弱にも及ぶ日本そのものを理解することに繋がっている。日本の森林における人工林の比率や、治山の概念、断片的に情報収集をしていると勘違いしてしまいがちな森林環境問題について、正しい視座が持てるようになったことが感慨深い。