概要
「Local creators market」にて、日本各地の伝統工芸品産地の海外向けブランディングプロデューサーを担当。山中漆器、奥会津編み組細工の産地支援を中心に、中期戦略を設計しその最初の一歩となる取り組みを提案実施した。
背景
2017,2018年度の経済産業省のふるさと名物応援事業「Local creators market」にて、日本各地の伝統工芸品産地の海外向けブランディングプロデューサーを担当。山中漆器、奥会津編み組細工の産地支援を実施。産地の曖昧な海外展開への願望に対し、何をどのようにしたら良いかの具体的なアドバイスを必要としていた。
支援内容
産地のこれまでの取組みを振り返り、現在の立ち位置の再認識をするために、産地が持つ客観的な固有の魅力やKey pointの調査整理を実施。その内容を以て中期戦略を設計しその最初の一歩となる取り組みを提案実施した。並行して制作された産地のブランドブックの制作に際してのフォローを行なった。
生まれたシナジー
産地内だけでは「分かっていても取り組めない」テーマに対し、補助事業の後押しや、外部人材の巻き込みを活用し具体的にプロジェクトを通じてしか実現できないアクション、トライが出来た。
印象に残ったエピソード
奥会津編み組細工の産地である福島県三島町で昭和49年から実施されていた地域活性化モデルを学ぶ機会を得た。現代における産地と消費地、都市と地方の関係性を考慮する際に大いに示唆に富んだ施策効果に触れられた。